ポメリー、独ヘンケルと独占交渉へ 戦略的提携を協議

シャンパーニュメゾンのポメリーは2026年6月2日、ドイツのスパークリングワイン大手ヘンケルと2ヶ月間の独占交渉に入ったと発表。純負債は7億5,440万ユーロに上る。

ニュース内容

要旨
・ポメリー(旧ヴランケン・ポメリー)は2026年6月2日、ドイツのヘンケルと戦略的提携に向けた2ヶ月間の独占交渉開始を発表した。 ・交渉が成立した場合、ヘンケルがポメリーの筆頭株主となり、世界的なスパークリングワインの主要プレーヤーが誕生する。 ・同社の純負債は2025年末時点で7億5,440万ユーロと依然高水準にあり、銀行とのリファイナンス交渉も継続中。
シャンパーニュメゾンのポメリー(Maison Pommery)は2026年6月2日、ドイツのスパークリングワイン大手ヘンケル(Henkell)と「戦略的提携」を目的とした2ヶ月間の独占交渉に入ったと発表した。 ポメリーはベルギー人実業家ポール=フランソワ・ヴランケン(Paul-François Vranken)が創設したグループを母体とし、2025年1月に旧社名「ヴランケン・ポメリー」から現社名に改称。シャンパーニュ、プロヴァンス、カマルグ、ポルトガルのドウロ渓谷にまたがる計2,600ヘクタールの葡萄畑を保有・管理し、ポメリー&グレノ、シャルル・ラフィット、ヴランケン、ビッシンジャー&コなどのシャンパーニュブランドのほか、ポルトワインのロゼス、ドウロワインのテラス・ド・グリフォ、プロヴァンスワインのシャトー・ラ・ゴルドンヌなど多数のブランドを擁する。 両社の公式声明によれば、提携が実現すれば「強力かつ補完的なブランドポートフォリオと国際的な販売網を持つ世界規模のスパークリングワイン事業体」が誕生するとされ、ヘンケルがポメリーの筆頭株主となる見通し。ただし「交渉が合意に至る保証は現時点でない」とも明記されている。 同社は多額の負債を抱えており、2025年末時点の純負債は7億5,440万ユーロ(前年の7億5,830万ユーロからわずかに減少)。2025年通期の純利益は3,200万ユーロと前年の90万ユーロから大幅に回復したものの、銀行とのリファイナンス交渉は継続中。2025年度の確定決算発表も当初の6月4日から6月30日の株主総会へと再延期されている。

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Pommery / ポメリー

Pommery

ポメリー

ポメリーは、1836年にランスで創業した老舗メゾンです。19世紀後半に経営を継いだ女性当主マダム・ポメリーのもと、甘口が主流だった時代に辛口シャンパーニュを世に送り出したことで知られます。世界遺産に登録された地下18kmのカーヴが、そのエレガントな味わいを今も育んでいます。詳細は「Pommery / ポメリー」をご覧ください。

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