ドザージュに使われる糖ってどんなもの?
ドザージュで使用される糖の種類は、砂糖きび糖、ビーツ糖、MCRといわれるブドウ濃縮果汁の3つあります。
砂糖きび糖は、こってりして力強く砂糖自体のうまみがあり、洋菓子的な味わい、先鋭的な性質のシャンパンの場合、砂糖きび糖のこくが適度なバランスを生み出します。
ビーツ糖は、シャンパーニュ地方でワイン、穀物に並ぶ名産で、粉雪的なソフトさとサラサラ感があり、和菓子的な味わい、独特の純度感が生産者の間で人気があります。
MCR*は、あっさりしていてまるみがあり、果実的な味わい、他より割高であるということと、雑味があるという点が指摘されるが、より自然な造りとなることと、軽い味にも若い生産者の人気が集まっています。
*MCR - Moût de raisins Concentré Rectifié / ムー・ド・レザン・コンサントレ・レクティフィエ